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モナコＧＰ決勝：マクラーレンが伝統の一戦を１ー２で制する！

２００７年Ｆ１世界選手権は、いよいよ前半戦のハイライトである伝統の一戦、第５戦モナコＧＰ、決勝レースのときを迎えた。レース直前のコンディションは、気温２４℃、路面温度３４℃、湿度５６％。レース直前のコンディションはドライだが、気圧がかなり下がって雲も出ており、レース中に雨が降るのはほぼ確実だと思われる。波乱のレースが予想される。

1  Ｆ・アロンソ マクラーレン  1:40:29.329
2  Ｌ・ハミルトン マクラーレン  + 4.095
3  Ｆ・マッサ フェラーリ  + 1:09.114
4  Ｇ・フィジケラ ルノー  + 1 laps
5  Ｒ・クビサ ＢＭＷ  + 1 laps
6  Ｎ・ハイドフェルド ＢＭＷ  + 1 laps
7  Ａ・ブルツ ウィリアムズ  + 1 laps
8  Ｋ・ライコネン フェラーリ  + 1 laps
9  Ｓ・スピード トロロッソ  + 1 laps
10  Ｒ・バリチェロ ホンダ  + 1 laps
11  Ｊ・バトン ホンダ  + 1 laps
12  Ｎ・ロズベルグ ウィリアムズ  + 1 laps
13  Ｈ・コヴァライネン ルノー  + 1 laps
14  Ｄ・クルサード レッドブル  + 2 laps
15  Ｊ・トゥルーリ トヨタ  + 2 laps
16  Ｒ・シューマッハ トヨタ  + 2 laps
17  佐藤 琢磨 スーパー アグリ  + 2 laps
18  Ａ・デビッドソン スーパー アグリ  + 2 laps

Did not finish（リタイア）
19  Ｃ・アルバース スパイカー  + 7 laps
20  Ａ・スーティル スパイカー  + 25 laps
21  Ｍ・ウェーバー レッドブル  + 59 laps
22  Ｖ・リウッツィ トロロッソ  + 77 laps
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５／２４～２７の間、伝統のＦ１ＧＰ第５戦モナコＧＰが開催された。
私も数あるグランプリの中で最も好きなコースである！

言わずとしれたモナコ・モンテカルロ市内の公道を封鎖して作られた
ストリートサーキットである。コースサイドが全てガードレールで
覆われ、ミスが絶対に許されない非常にストイックなサーキット
なのである。

超低速サーキットでもあり、パワーで押すだけでは勝てない、
中堅以下のチームでも勝機に恵まれるかもしれない、ドライバー
の手腕が最も試されるサーキットであるように思う。

結果は、マクラーレンの１－２フィニッシュで、アロンソが優勝。
流石はチャンピオン。２位はハミルトンで相変わらず好調である。
今年のマクラーレンの強さは、往年のセナとプロストがいた８０年代
の頃を思い出させる。マクラーレンチームに勢いがあることは、
チャンピオン争いをする上で非常に盛り上がるので、歓迎すべきこと
だが、今シーズンはフェラーリ・ライコネンを応援することにしたので、
いささか複雑な気分なのである。

当のライコネンといえば、予選で失敗し、後方発進ながらも８位入賞
を果たせたので、少しだけ救われた様な気がした。

しかし、トップのアロンソ・ハミルトンとの差は、１５ポイントにも
なり、随分と水を空けられてしまった。　巻き返すのが大変だ。
結構な差がついてしまったが、今後の頑張り次第でまだ何とかなりそうだな。
早く追いつけ追い越して欲しいものである。

スーパーアグリの二人は１７位・１８位。完走出来て良かった！
というのは、もう去年のレベルの話ですね。佐藤選手はテクニカルな
サーキットは苦手なのであろうか。ここ（モナコ）では予選で結果
が出せないと、決勝の結果も惨憺たるものであろうことは、日を
見るより明らかである。オーバテイクが出来るポイントなど
殆ど無いのだから･･･。

トロロッソのスコット・スピード選手は９位、トップ１０入りして
いたなんて、なかなか健闘していたんですね！
往年のステファン・モデナのように、トップチームでなくても、
ストリートサーキットだけは異様に速かった選手を思い出しますね。


折角、一年で一番楽しみにしていたモナコＧＰもあまり面白いもの
ではありませんでした。何だか残念。

次戦のカナダＧＰに期待です！　　ガンバレ！ライコネン！佐藤琢磨！！