2025 09,08 04:45 |
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2007 10,22 00:00 |
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女子ゴルフのマスターズGCレディース(兵庫・マスターズGC=6510ヤード、パー72)は最終日の21日、2位タイでスタートした古閑美保が7バーディー、1ボギーの66で、通算9アンダーとして逆転で大会2連覇を飾った。今季初勝利で、ツアー通算6勝目。古閑は6番からの3連続バーディーでリードを奪い、後半も3バーディーでポーラ・クリーマー(米国)らを突き放した。クリーマーが4打差の2位。賞金ランク2位で2週連続優勝を狙った横峯さくらは3アンダーの4位、賞金ランクトップで前日単独首位の上田桃子は76と崩れ、イーブンパーの6位タイに終わった。 ▽上田桃子 (首位スタートながら6位タイに後退)ショットもパットも距離感が合ってなかった。疲れ? 最終日に(スコアを)伸ばせないのもそれが原因かなと思う。足も痛い。 ▽横峯さくら (後半の)最初の方でボギーを打って、自分で悪い流れを作ってしまった。(賞金ランクトップの上田との差が縮まったが、の問いに)どうですかね。 ◇古閑、逆転の予感が的中…パットの距離感合い猛チャージ 古閑には、逆転の予感があった。前日のラウンドでショットが安定し、69をマーク。「今年の中ではいいゴルフ。パットが入れば66は出た」と手応えを感じていた。 迎えた最終日。出足の1番で2メートルのバーディーパットを入れて首位・上田に並ぶと、6~8番で3連続バーディー。課題だったパットの距離感が合い始めた。圧巻は16番パー4。15メートルはある下りのスライスラインを読み切り、ねじ込んだ。ラウンドを終わってみれば、“予言”通りの66。賞金ランクのトップを走る上田に「パターの差が出た」と言わしめるプレーだった。 昨年のこの大会でも、最終日の猛チャージで優勝をもぎ取った。本人は相性の良さは感じないと言うが、コースの特徴は熟知している。「難しくて、(ピンそばにつけることなどを)簡単にあきらめさせてくれる」と無理することなく、ボギーを一つに抑えた。 21歳の上田、横峯が賞金女王を争うなど、若手の躍進が目立つ女子ツアー。周囲から「(若手に)負けている」と言われ、「心の中はつらかった」と明かす。だから、優勝インタビューではこうアピールした。「最近、若手、若手と言われるが、私も若いので頑張ります」。観客からは温かい拍手と笑い。今季未勝利だった25歳に笑顔が戻った。【新井隆一】 最終更新:10月21日22時49分 PR |
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