昨日漸く、松本人志第一回監督作品である「大日本人」をお台場の
シネマメディアージュで観た。
私はダウンタウンも松ちゃんもとても好きなので、非常に楽しみな
作品であった。

感想は一言、非常に面白かったのである。

周りのお客さんの迷惑を考えて、上映中に爆笑をこらえるのが
とても苦しかったです。

ある方面では、駄作と揶揄される向きもあるのだが、果たして
そうなのであろうか･･･。
まあ、映画作品として、確かにそう思わせてしまう作風も否定でき
なくも無い気は若干はしなくもないのですが、いや、やはりいい作品
でしょう。
松本監督らしさが随所に溢れる、非常にいい作品だと思います。
ファンだからそう言っているのかもしれませんが、その通りかも
しれません･･･。

何も予備知識を持たずに観たのだが、意外なストーリー展開であった
ので、驚くことしきりでした。

観る前は、小難しい話が続く様な、理解するのが難しい内容のもの
を予想していたのだが、予想に反して非常に分かりやすいストーリー
であったのが、何とも印象的でした。

松ちゃん扮する大佐藤大を密着取材のインタビュアーがインタビュー
する際のハンディカメラのカメラワークに酔ってしまいましたが
（夜勤明けに観たためか？）、それ以外は、まあ良かったですね。

ＣＧで作りこんだ部分も、その精巧さというか、結構凄いものを
感じましたし、脚本がこれまた非常に面白かったので良かったです。

それと、特筆すべきはラスト１５分の映像が圧巻だったこと！！
何故、そんな展開になるのか！？呆気にとられたまま、エンドロール
が出て、本当に終わってしまうあたりも最高でした。

日ごろ、面白さを感じていない貴兄は、是非必見の作品かもしれません！

予想以上の面白さを感じたので、観終わった後にパンフレットの入手は
もちろんのこと、書店へ向かい、写真の「大日本人オフィシャルガイド」
まで手に入れてしまった！
もう１回は観に行こうかな。いやあ、久しぶりに面白い作品であった。